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SFTS(重症熱性血小板減少症候群)のおはなし

お知らせ 2021.09.17

今回はSFTS(重症熱性血小板減少症候群)のお話です。主に西日本で見られていた感染症ですが、近年静岡や千葉でも確認されました。犬猫では主にマダニによって媒介されるといわれていますが、これらの愛玩動物から人への直接感染(ダニを介さない)も確認されています。その致死率は犬で40%、猫で60%、そしてヒトでも30%という報告もあります。また、現在は有効な治療法や予防薬もあません。現段階では、ヒトは山などに行く際にはしっかりダニを防御する、そして犬猫のダニの予防、駆除を徹底することで感染リスクを低減できると考えられています。もはやノミダニは、かゆいから予防しよう、という程度のものではなさそうですね。
近年ではノミダニの予防にもいくつかの選択肢がありますので、ご不明な場合はご相談ください。


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